高原山の麓から・・・
栃木の太陽と大地の恵みの完熟りんごを・・・
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花粉ができるまで
林檎の花が咲くと林檎農家は大忙し。
晴れの日が続いて、虫がぶんぶん飛び回り、気温も高めで推移すると
林檎の受粉はほとんど問題がありません。
しかし、今年のように、ミツバチが足りない、気温が低めで推移、雨の日が多いなど
悪条件が重なると、受粉がきちんと行われず、実の形がいびつになったりします。
そこで登場するのが、私たち人間が人海戦術で行う人工授粉です。
これには大事なポイントがあります。
まずは花粉はどうやって作るのか、ご紹介します。
まず初めに、蕾の状態の花を摘みます。一番良い状態は蕾が風船状態というのですが、一度にそうならないのでできるだけそれに近いものを手で摘み取ります。
といっても、片っ端から取っていたのでは肝心の林檎がなりません。
そこで、一カ所に五つほど咲く花のうち、真ん中の花(中心花)だけは残します。
晩霜のおそれがある時は、それ以外にもう一つの花を残しておきます。これは、一番先に咲く、王林の花です。王林以外の林檎に使います。
この花のつぼみを葯落とし機に入れます。
モーターで回転して、
おしべの先についている葯をふるい落とします
(花と分離させます)
こんな感じで、ふたつかみほど入れていきます。
脇の扉を開けると、葯と分離した花びらの残骸
が飛び出してきます。
分離した葯は、
下の引き出しに落ちて貯まります。
この花びらの残骸が少し混じった葯を
ふるいにかけます。
こんな感じできれいな葯が集まります。
葯を、開葯器に入れるために
トレーに薄く広げます。
取った日付と時間、品種を書いた紙を
脇に入れておきます。
これが開葯器
約25〜26度で、30時間ほど
葯が開いて、中から黄色い花粉が出てきます。
できあがった花粉です。
まとめると、コップ一杯ほどになります。
この花粉を茶筒などに入れ、
増量剤の石松子(ピンクのこな状のもの)
を入れて使います。
早速この花粉で人工授粉を始めます。
ミツバチ君も一生懸命受粉をしてくれます。
でも、たまに働きの悪い群れだったり、
気温が低い時は
働きに出る蜂の数はとても少なくなります。
ですから、私たち人間が、
蜂の補助をしているような感じです。
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