2022年度、開園にあたって

ご挨拶

◆今年も実りの秋を迎えました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
 新型コロナ対策の自粛生活も3年目、第7波を超えて、だいぶ緩んできた感じです。
 しかし、まだまだ終息とは言えない状況にありますので、今年も、感染予防のため、手指の消毒、マスクの着用、体温測定、置き型の試食の提供をしないなど、皆様には、まだまだご協力をお願いすることになりますが、何卒よろしくお願いいたします。


◆少しずつ明かりも見えてきて、新たな観光支援策「全国旅行割」も十月に始まることになり、今年の秋は多くの人出が予想されています。
そこで今年は、お客様のご要望が多かった園内食べ放題を復活しようと考えています。といっても、密を回避するため、予約優先で一日十組ほどで…。
秋の一日、赤く色づいたりんご園の中で、のんびりゆったり、ちょっと気分転換はいかがでしょう?
今年も、開園を目前にして、皆様とまたお会いできるのを楽しみにしております。

今年の作柄について

◆福島県の阿武隈高原の近くの田村市では、沖縄や鹿児島が主産地のパッションフルーツを露地栽培し始めたといいます。温暖化を逆手にとり、雪国の熱帯果樹ということで人気を博しているそうですが、温暖化対策はどの地域の農業にとっても大きな課題なのだと思いました。


◆当園のリンゴはといえば、梅雨の頃までは順調に育ち、久しぶりにいい年になるかと期待していました。
 ところが一転、記録的に早い6月末での梅雨明けとなり、その直後は、今までにない猛暑になりました。反対に、東北では梅雨明けが遅れ、長雨が続き被害も大きくなりました。(やっぱり温暖化のやつが顔を出したか!)


◆梅雨明け後に猛暑が来ると、外側についている日当たりの良い実が日焼けがすることがあります。今までも、何度かありましたが、今年は日焼けどころか、大ヤケドをしました。ひどいところは、ヤケドの痕から実が傷み始め、軽いものでもカサブタ状のキズが残りました。葉っぱの陰になっているものは被害がないのですが、良品がどの程度になるか心配です。(でも、晴れの日が多かったので今年の林檎は甘くなりそうです。)

ヤケドの痕が痛々しい


◆その後も暑い日が続き、病気や虫の多発を心配しましたが、なんとか乗り越えられそうです。
先日の超大型と言われた台風も進路がそれたおかげで被害を免れました。


まだまだ台風シーズンが続き気を許せませんが、このまま無事に収穫を迎えたいものだと思います。

主な品種の今年の収穫予想時期

●弘前フジ・秋映…9月30日頃から
●シナノスイート、紅玉…10月1日頃から
●シナノゴールド…10月15日頃から
●陽光 …10月20日頃から
●名月、新世界…10月25日頃から
 名月は完熟させるために、今年から販売 時期を少しを遅らせます
●フジ…11月10日頃から
(目安ですので、多少前後することがあります)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。